医師の診断を受けたら:ストレスから発生するこころの病の種類
こころの病気には3つの病因が考えられています。
(1) 内因性
病因に遺伝的な要素をもつもの
(2) 外因性
(3) 心因性
心理的なストレス要因、環境や社会的要因によるもの 例 抑うつ神経症、パニック障害など
(1) 内因性で見られるこころの病気とは
一般によく耳にする「うつ病」とは、「気分障害(Mood disorder/ affective disorder)」と呼ばれるカテゴリーにあてはまります。医師からこのような診断を聞いた場合、下記の「気分障害」の症状のなかにご自身の症状があてはまるものがあると考えられます。
※ ただし、「うつ病」と診断されるケースの大半は、心因性に因る症状も多く、これは上記分類では (3)心因性の部類に含まれます。心因性のうつ症状は 内因性とは異なり、遺伝的要素が原因でないので、重症になる前に適切な対処がされたら症状の軽減が出来、治ります。
この混乱には、これまで「うつ病」についての情報や知識が少なかったために 明確な診断がされなかったり、こころの病気への極端な偏見や間違った理解が浸透していた事も理由にあります。
気分障害(Mood disorder)には下記の症状が含まれます(一部省略)
(2) 双極性感情障害(躁うつ病) : Bipolar affective disorder
(3) うつ病エピソード : Depressive disorder
(4) 持続性気分(感情)障害 : persistent mood ( affective ) disorder
これらの病名を英語で聞いた場合、日本語名の方からでウェブを検索すると詳しく説明が見つかるはずです。中には信頼性の欠ける説明もあるかもしれません。ここでは厚生労働省のウェブサイトを紹介しておきましょう。
これ以上の情報が必要な際は お問い合わせください。
次のブログで 心因性のこころの病について記載します。心因性とは 強すぎるストレス、または長期的なストレスを負ったとき 誰でも起こりうる症状です。つまり、大半のうつ症状はこちらのカテゴリーにはいります。心因性には かならずストレスを引き起こす原因があります。原因が無くなる、または原因に対して自分のコントロール感を高めることでかならず治る症状です。
#こころの病 英語名
#うつ病 英語名
グローバルウェルビーング 淵上美恵
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